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神サマの忘れ物
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あの青空に祈りを捧げ
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突出幼心あくりょうちゃん
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小説(二次創作)
メルト
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ある死神は
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神サマの忘れ物 第16話


・神サマの探し物 第05話

翌日となり俺は学校へ向かい、授業を受け、放課後となった。再びあの猫と遭遇するために早めに学校を後にした。商店街を通過し例の交差点にたどり着いた。

「時間的にはもうそろそろだな……」

俺はあの猫が昨日やってきた方向を向いた。

『涼太さん! 魔力反応です。来ます!』

ルナが叫ぶと同時にあの猫が俺の目の前で走って来ていた。その猫は俺の存在に気が付き軌道を変えようとしていたようだが『時既に遅し』あっさりと捕獲されてしまった。

俺はその猫の前足と後ろ足を持って抵抗できないようにした。とりあえず、ここで尋問するのも周りの目もあるので美鈴の家まで連れて帰ることにした。

その猫は暴れること暴れること、どうにか美鈴の家に到着。そして、美鈴の部屋に入ると同時にドアを閉めてその猫を自由にしてやった。猫は毛を逆立てて俺に対して威嚇をする。

「さて、どうしたものかな?」

俺が悩んでいると不意に部屋のドアが開けられた。美鈴が入ってきた。彼女は俺と足元で威嚇を続ける猫をジーっと見ている。その後、何かに気が付いたかのような表情をした。

「ねぇ、涼太君。ちょっと部屋から出ててもらえるかな?」

美鈴は俺に言い聞かせるかのようにゆっくりとした口調で言った。

「あ、あぁ、分かった」

俺はとりあえず部屋の外に出て腕を組んでドアにもたれた。すると、一階から母親さんが俺のことを呼ぶ声が聞こえた。俺は一階へ行ってみるとテーブルの上にはお盆に乗った三つのお皿に出来立てかと思われるパンケーキが盛ってある、何故かひとつだけ魚の形をしているものがある。

「悪いけどこれを持ってってもらえる?」

母親さんは紅茶らしき液体の入ったコップを三つお盆に乗せた。

「はい、分かりました」

俺はあまり深く考えずにお盆を持ち、二階へ上がった。まだ取り組み中だと悪いので美鈴の部屋の前まで来てドアの横にお盆を床に置き、ドアをノックした。

「は〜い。いいよ〜」

部屋の中から美鈴の声が聞こえた。俺はとりあえずドアを開けた。

……中には美鈴と美鈴の後ろに隠れるかのように中学生ほどの女子が立っていた。彼女は大き目の一般的な帽子を被り短パンを穿いている動きやすそうな服装をしてる。俺はそのままゆっくりとドアを閉じた……誰だ! 後ろにいた彼女は亡霊か? 俺に恨みか? そうだ、見間違いだ! 俺はそう心に言い聞かせる。

今度、俺はドアを思いっきり開けた。すると彼女がすごい速度で俺に向かって来ていた。そして、そのままその彼女に俺は思いっきり殴られた……ナイスパンチ! 俺は壁に叩きつけられてぐったりとした状態になった。

「あ、もう、駄目だよ。帰ってきなさい」

美鈴のその声に彼女は『は〜い』と返事をして、振り返った。彼女が部屋に入っていくのを確認すると俺はゆっくりと立ち上がりお盆を持ち部屋に乗り込んだ。

「みんなでおやつを食べよう!」

俗に言う『ドン引き』である。彼女ら二人は俺を可哀想なものを見るような目で見ている。俺は、部屋のど真ん中にパンケーキの乗ったお盆を置いた。
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AMaRo Project. 2014