ホーム

コンテンツ
あめいろぷろじぇくと!
Pクエスト(仮)
Twikker
わーどもんすたぁ
サモンズコール
どうぶつつなひき

小説(継続中)
神サマの忘れ物
12345
678910
1112131415
1617181920
212223

あの青空に祈りを捧げ
12345
678910
1112131415
1617181920
2122232425
2627282930
313233

即興小説トレーニング置き場
12

小説(完結)
突出幼心あくりょうちゃん
12345
678910
1112131415
1617181920
21

オレと兄貴と私がいるから
12345
678910

祭囃子〜記憶の隅に〜
1234

祭囃子〜聖なる夜に〜
12

ボクはネコ
1

フタツヤネノシタ
12345

魔女の契約
1234

暗黒の契約
12345

いのししレース ピキョ村のキピ
123

おにぎり落ちたそのまま食べた
12345

天使見習い頑張らない
1234

せくすちぇんじッ!
12345
678910
1112131415
1617

俺が我が家にやってきまして……。
12345
678910
1112131415
1617181920
2122232425
2627282930
31323334

小説(二次創作)
メルト
1

ある死神は
12345

神サマの忘れ物 第21話


・神サマの探し物 第10話

紳士っぽい男と俺達がすれ違った瞬間に男の腕が俺の方向に伸びてくる事を確認した。反射的に身構えたが、男は拳を叩き込んできて俺は靴と地面の激しい摩擦音と共に後ろへと後退した。

「……貴様、只者でないな?」

唖然とする美鈴と澪を尻目に口を開き俺を睨みつける男。

「そうだといったら?」

挑発的な口調になる俺。額から汗が少し出てきた。

「貴様を消し去らせてもらう!」

緊迫する状況の中、澪が俺と男の間に割り込み男に向かって指をさした。

「さっきから何言ってるかわからないけど、おじさん誰?」

澪の馬鹿。何を言っているんだ。この後何されるか分からないんだぞ。

「っと、俺としたことが失礼した」

突然、男が帽子を手に取り一礼した。まるで本当の紳士みたいだった。

「俺の名前は『藍 上尾(あい うえお)』。この世に潜む、霊や悪魔を退治するいわば『ゴーストハンター』という仕事をしている」

黙々と男が話す中、『藍 上尾』というあ行を一列並べただけの名前に笑いかけている澪の口を俺はふさいでいた。

「そして、この辺りに『人間が生き返った』という情報を入手したのでここに来た。それがお前らという訳だ」

男……上尾は俺らに小型の銃を向けてきた。三人揃って開いた口が塞がらない状態になっている。あの一瞬で俺らの正体を見破りやがった。

「すぐ終わらせてやるからな」

そういった瞬間、上尾を中心に何やら結界が広がった。半径3キロといったところか、俺らの周りは風も音も無く全体的に赤と黒で構成された色合いに変わっていた。

「貴様、何をした!」

俺は不安そうに辺りを見回す美鈴と澪を庇うように腕を広げた。上尾はコートのポケットからサッと何かを取り出した。小型の銃だ!

「この空間は俺が生み出した、別空間だ。時間が止まり、特別な力を持たないものはこの空間に存在する事ができない。即ち、この空間にいる貴様らは何かしらの力を持っている」

そういいながら、上尾は手に持っている銃を自らの頭部に突きつけた。

「なっ!?」

俺は思わす声を上げ、美鈴は口に手を当て驚き、澪を目を見開いている。

「この銃の使い道はな――」

そして、銃声が響き渡った。
prev next

AMaRo Project. 2014