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神サマの忘れ物
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あの青空に祈りを捧げ
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小説(完結)
突出幼心あくりょうちゃん
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オレと兄貴と私がいるから
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祭囃子〜記憶の隅に〜
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祭囃子〜聖なる夜に〜
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せくすちぇんじッ!
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俺が我が家にやってきまして……。
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小説(二次創作)
メルト
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ある死神は
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神サマの忘れ物 第6話


・神サマの忘れ物 第06話

『彼女とぶつかった老人、その人が落とした大切なものは彼女が持っている。俺は神様と名乗る人物と出会いお使いを頼まれる。そこで手に入れた三つの能力。俺の存在を受け入れてくれた彼女。して俺は彼女の家に転がり込むことにした……そして俺は人と100回話すと消えてしまう……』










さてと、俺は一眠りして目を覚ました訳だが目の前には彼女の母親さんがいた。

「あ、起こしちゃった?」

そう言いながら母親さんは俺の頭を撫でてきた……前々から思ってたが、正直不快だ。

「お昼だしお腹すいているよね」

気付けば俺は嫌いなにんじんスティックを口に押し込まれていた。無理矢理押し込まれているため断ることも出来ず仕方なくいただくことにした。

「ねぇ、一つ聞いていいかな?」

母親さんは突然、俺を持ち上げて質問を投げかけてきた。

「君って、本当にウサギ?」

俺は動揺してビクッっとしてしまった。もし、ばれているのであれば大問題である。

「冗談冗談ごめんね驚かしちゃって」

明らかに冗談で無いような感じだ。俺は床にゆっくり置かれるとまた、にんじんスティックを口に押し込まれた。もがいているうちに母親さんは部屋を出て行こうとしていた。

「このことは黙っててね……もし、美鈴に言ったらあなたをミンチに……」

表現上一部省略をしたが母親さんはそう言い放って出て行った。その顔は妙に暗く、体からは真っ黒いオーラが出ていた……背筋が凍りそうだ。

しばらくガクガクしていた俺であったが美鈴が帰ってくる気配がして我に返った。動物の感ってやつか? 何か物悲しいな…… 

「ただいま〜」

帰ってきた美鈴の手には『猫用』と書かれた移動用のケージが、さらにその中には大量のキャットフードが入っていた……いったい俺は……

「じゃ、入って入って」

美鈴はケージを開け中のキャットフードを取り出した。俺はすぐ人間の姿に戻った。

「おいおい、何でよりによって『猫用』なんだよ」

25回目。突っ込みどころ満載なのだが一応そこから、呆れかえった口調で聞いてみる。

「だって、すぐそこのペットショップで安売りでこれ全部買うと300円だったんだもん。それにこれがあれば探索しやすいしね」

「ちょっと待てよ! その安さには驚きだが、美鈴も一緒に探索するつもりかよ。昨日も言ったけど俺一人の問題なんだ」

「じゃあ、涼太君は『一人』で外に行けるの?」

美鈴は非常に意地悪そうな口調で言った。

「……無理だ……頼む」

27回目。俺は負けた気がしたが、仕方が無い。

「じゃ、早速行こうか」

「ちょ、ちょっと待て……」

28回目。俺はこの『猫用』のケージの観察をしてみた。相当頑丈な鍵が付いていたのでばれないように内側でも容易に鍵が開くように細工をしておいた。

「じゃ、行きますか」

29回目。俺は『ウサギの姿』になりケージに入った。その瞬間、美鈴はケージの鍵をしかと閉め、さらに美鈴のジーンズのポケットから南京錠を取り出して二重の鍵を閉めた……てか、閉めやがった。

「じゃあ、今日は隣町の三丁目の警察に行って見ようか」

美鈴は俺が入ったケージを持ち上げると足早に家の外に出た。隣町三丁目の警察に歩いて帰ってくるだけで日が暮れてしまうし、警察はこの町にだってある……何故わざわざ遠いところに行くのだろうか。

まぁ、彼女は遠足にでも行く程度にしか考えてないのだろうな……



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AMaRo Project. 2014