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神サマの忘れ物
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あの青空に祈りを捧げ
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突出幼心あくりょうちゃん
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俺が我が家にやってきまして……。
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小説(二次創作)
メルト
1

ある死神は
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俺が我が家にやってきまして……。 第12話


「ということで、お出かけします!」
「唐突だな。オマエは……」

 翌日の昼前、優希の自室。
 ど真ん中にゆうきが立ち、ガッツポーズを頭上に掲げている。
 ひざ丈のプリーツスカートの裾が、ふわっと舞い、座っていた優希と友永は視線をそらす。

「なんだよ釣れないなー。なんか言ってよ」
「俺に言われてもなー」

 友人であれ、客人が家にきた途端にそんなことを言われれば、流石に頷かれることはないだろう。

「ぶー。折角、下着ショップで気恥ずかしくて死んでしまいそううだー、ってイベントを期待してたのに」
「……」
「おい今なんつった!」

 そんなんだろうとは優希は予想していたが、当たってしまうとは流石もう一人の自分である。
 しまも、自分でそれを言ってしまうのがまた自分っぽかった。

「だって、服があっても下着は自分のピッタリサイズが欲しいじゃない」
「と、もう一人の俺が申しております」
「じゃあ、二人で行ってこいよ。オレまで巻き込むな!」

 メガネがずれそうな勢いで、友永は叫ぶ、が。

「諦めろ」

 優希が肩を持って、にこやかに笑う。
 そうだ。この家に来た時点で、友永の未来も決まっているのだ。

「くッ……」
「それにね」

 バサッと、ゆうきが腰を下ろす。やはり、男二人は視線をそらす。

「一人だとやっぱり……」
「ゆうきは、この世界では知り合いが」
「イベントとしては面白うないじゃん!」
「前言撤回だ!」

 仕方ないと、友永が重い腰をあげようとした瞬間に戻る。

「ケチ!」
「ケチじゃねーよ!」
「おい、友永。一緒に、道連れになってくれよ」
「どストレートだなオイ!」

 右にはゆうき、左には優希ということで逃げ場はない。
 両手に小名護優希である。

「ったく、わかったよ」
「「お」」
「飯おごれよな」
「「わぁい!」」

 なんだかんだ、ついてきてしまうのが友永なのである。
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