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神サマの忘れ物
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あの青空に祈りを捧げ
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即興小説トレーニング置き場
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小説(完結)
突出幼心あくりょうちゃん
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せくすちぇんじッ!
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俺が我が家にやってきまして……。
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小説(二次創作)
メルト
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ある死神は
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俺が我が家にやってきまして……。 第20話


「俺が一番だ!」
「私が一番!」

 同時に更衣室、シャワーを抜けてプールサイドに到着する優希とゆうき。
 プールは温水式で、室内である。また、プールは円を描くような形をしており、子どもたちが泳いだり歩いたりをしている。

「おいおい、そんなんじゃ怪我するぞ」
「そうね……プールは逃げるものじゃないし」

 遅れてやってくるのが友永と沙苗だ。

「「「「……」」」」

 そして、互いの水着を見てしばし沈黙。

「学校にいるのとあまり変わらないのね……」

 と、始めに感想をもらしたのが沙苗。

「まあ、オレたちが外向けの水着を持っているわけないがな」
「にしても古池さんの水着かっこいいな」
「えっ、そ、そうかな?」
「そうだよ! さーちゃんかっこいいいよ!」

 優希が素直な感想を口にして、恥ずかしそうにする沙苗を持ち上げるゆうき。

「確かにオレもそう思うぞ。似合ってる」
「あ、ありがとう。友永くんも、メガネない方が似合ってるかも」
「お、おう……でも、コンタクトはあまり好きじゃないからな」
「そっか」

 互いに、めったに見ることのない姿になんだかんだと言い合いつつ、

「ま、体操しましょう。準備運動しないと、大変だから」

 腕を組んだり、身体を反らせる沙苗。
 友永はあまり気にする様子もなく、続いて運動をしているが、優希コンビはじっと沙苗の方を見て、

「私より、胸が大きい……」
「お、おう……」

 心の声が駄々漏れである。

「おい、馬鹿言ってないで運動しろ」
「友永は何も思わないのかよ!」
「いや、オレ目が悪いし……」
「この裏切りモン!」

 そんなやりとりを、苦笑を浮かべながらも黙々と運動を続ける沙苗である。

「って、ことで私は友ちゃんと一緒に泳いでくるから、さーちゃんと二人でよろしくね!」
「お、オイ……!」

 そんな一瞬をついて、ゆうきは友永の手を引っ張って、ウォータースライダーの方へと消えていく。
 残されたのは優希と沙苗。

「……」
「……」

 ここで初めて、身体を動かし始める優希に、

「まあ、二人になっちゃったし、とりあえず一周しようか」
「そ、そうだな」

 声をかける沙苗。
 優希の視線は泳いでいたが、絶対に同じ一点を見ようとしない努力はきっと沙苗にも伝わってしまったことであろう。
 それでも沙苗はニコニコとしながら、一緒にプールへと向かっていく。
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AMaRo Project. 2014