ホーム

コンテンツ
あめいろぷろじぇくと!
Pクエスト(仮)
Twikker
わーどもんすたぁ
サモンズコール
どうぶつつなひき

小説(継続中)
神サマの忘れ物
12345
678910
1112131415
1617181920
212223

あの青空に祈りを捧げ
12345
678910
1112131415
1617181920
2122232425
2627282930
313233

即興小説トレーニング置き場
12

小説(完結)
突出幼心あくりょうちゃん
12345
678910
1112131415
1617181920
21

オレと兄貴と私がいるから
12345
678910

祭囃子〜記憶の隅に〜
1234

祭囃子〜聖なる夜に〜
12

ボクはネコ
1

フタツヤネノシタ
12345

魔女の契約
1234

暗黒の契約
12345

いのししレース ピキョ村のキピ
123

おにぎり落ちたそのまま食べた
12345

天使見習い頑張らない
1234

せくすちぇんじッ!
12345
678910
1112131415
1617

俺が我が家にやってきまして……。
12345
678910
1112131415
1617181920
2122232425
2627282930
31323334

小説(二次創作)
メルト
1

ある死神は
12345

俺が我が家にやってきまして……。 第34話


「ん、んん?」

 ゆうきは眩しさのあまり目を閉じていたが、ゆっくりとまぶたを開ける。

「ここは、私の部屋……じゃない!」
 
 結果的に、魔法陣は失敗した。
 魔法陣の光が収まり、魔法陣が消え去った。
 ただそれだけだった。
 どうして失敗したのか、それは闇の中だ。

「だめ、だったね」

 ゆうきはその場で座り込んだ。
 優希は掛ける言葉がなく、沙苗はやっぱりと言いたげな表情で、友永はどこか嫌そうな面倒くさそうな表情をした。

「ってことは、もう少しだけ私はこの世界にいていいのかな」



 そして、その"少し"は九月に入っても"少し"のようで。

「なあ、優希。本当に……なのか?」
「ああ、そうみたいだな。うちの母親はどういうコネを持っているのか……」

 友永と優希は学校の教室で雑談をしていた。
 九月になり、学校が始まったのだ。

「おはよう。あれ、珍しく早いんじゃない?」
「ああ、沙苗」
「古池か」

 沙苗は二人に声をかける。
 その変化に、周りの目が集中したような気がしたが、それどころではないのだ。

「あのさ、あのメールって本当なの?」
「ああ……」
「面倒くせぇ……」

 三人は頭を抱えて、出来ることならこのまま帰りたいとさえ思った。
 しかし、現実は甘くない。
 チャイムがなって、ホームルームが始まる。
 しばらくして、優希たちの教室の横を隣のクラスの教師と、三人が見知った少女が横を通過していく。
 その後、優希たちの教室にも届くほどの声を――聞こえるような大きな声で――。

「今日から転校してきた小名護優希です! 隣のクラスの優希とは生き別れの双子で――」

「「「ちょっと待ったああああああ!」」」

 ――三人は教室を飛び出した。

 この後、どのようにフォローをして状況収集したかはまた別の話にしておこう。



 例え、似た世界であっても。
 同じ筋道を通ったように見えても。
 その道は交わることがなく。
 交わることがあれば。
 その道は分かれていく。
 分かれた道はまた分れ。

 ――君たちはその一つを選んで歩んでいるのだ。

 〜おしまい〜
prev

AMaRo Project. 2014