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突出幼心あくりょうちゃん
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小説(二次創作)
メルト
1

ある死神は
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天使見習い頑張らない 第1話


   1

 どうもこんちはー。天使見習いです。
 ……あのさ、ひとつ言っておくけど、天使を勘違いしてないかい?
 別にさ、天使だからって真面目に与えられた仕事をしてるかというと、そうじゃないんよ。
 いや、確かにさ大半の天使は一生懸命だけどさ。
 で、そういう天使さんたちはあなた方の住む人間界にまぎれて生活しつつ仕事を全うしているわけでして。
 うん、私もしてるよ。
 えー、仕事の内容? 忘れた。
 だって、今は自主休養期間中だもん。
 ……仕事しろって?
 わあったよ。
 なら、ゆるゆると生活しながら仕事の内容を思い出しますか。
 天音 空(あまね そら)。人間界で名乗っている仮名。
 仕事するの超久しぶり。

 与えられた体は、特に大きいわけではない。
 ついでに、人間的性区別をしようとすると、雌の体をしているらしい。
 だから私は女子中学生として、人間界の皆さんの生活に紛れ込ませてもらっている。
 どうやって紛れ込んでいるかは、天使の不思議な力を使ってる。
どんな力って?
ええ、とりあえず、不思議な力だよ。
 生活としてはかなーり、ゆるりとしている。
 後、身長以外の容姿を挙げるならば、髪は金髪。これ、天使のトレードマークアルね。
 長さは背中をくすぐる位。
 周りの皆さんは黒髪だから超浮いている気がするけど、気にしない。
 だって、私天使だもん。
え、理由になってない? うるせー。
 ……まあ、本題に移りますか。
 今は学校の授業が終わった放課後である。
 いろいろな生徒が部活の活動場所へと向かっていく。
 例えば、バスケ部は体育館。例えば、サッカー部はグラウンド。例えば、帰宅部はそれぞれの家に。
 私? 帰宅部。るせー。
 だって、ゲームや漫画を嗜めなくなるじゃないですか。
「空、何してるの?」
 と、私に声をかけてくるのは、親友の加奈子。人間だ。
 私にゲームやらラノベやらの情報を寄越してくれるナイスガールだ。
「ほむ、わかった」
 そして、私と加奈子は学校を後にするのだった。
 完。
 ……嘘です。
 よし。校舎から校門に行くまでの時間を利用して私の住まいについて紹介しましょうか。
 ここから十五分位歩いたマンションの一部屋が私の部屋である。
 当然、家族はいない。
 どうやって部屋を借りてるか?
 これも、アンノウンなエンジェルパワーを使っていますよ。
 便利っす。
 なお、加奈子の家はその途中にあり、いつもはそこで別れている。
 でも、今日は違うのだ!
 さあて、下駄箱についた。
「加奈子。今日だよね? 発売」
「そうだよ。だから、今から買いに行くんでしょ?」
 そう、待ちに待った『ロケットモンスター』の発売日なのだ。
 十周年を迎え、シリーズ最高傑作と大型掲示板で言われているこのゲーム。
 無論、二つのバージョン予約済みだZE。
 今から、加奈子とそのゲームを買いにゲーム屋へと向かおうとしている。
 ……え、お金?
 そりゃ、天使パワーで生み出しているのさ。
 この世界は天使によってお金は作られているのだー。嘘だけど。

 ゲーム屋まで家とは反対方向に歩いて十分ほど。
 その過程はすっとばす。描写がめんどいから。
え、面倒くさがるなって? 黙ればいいと思うよ。
 ということで、ゲーム屋の前までたどり着いた。
「よし、買いますか」
 閑散としている店に入る。
 私はカバンの中から、予約用紙を取り出して、レジの人に渡す。
「はい、確かに」
 すると、店員はレジ奥の箱からソフトを二つ取り出してきた。
「では、こちらですね」
「どうも」
 今度は、(私が生み出した)お金を店員に渡す。
 そして、私はついに(?)ロケットモンスターを入手することができた。
 完。
 嘘です……このネタはもう使えなさそうだ。
「空、終わった?」
 もうひとつのレジでゲームを購入した加奈子と合流した。
「むあ、終わった。早速、家帰ってプレイすっぞ」
「そうだね」
 ことが済んだ私たちは、ゲーム屋の外に出た。
「……あ」
 その時だった。
 加奈子が、口をぽかーんと開けてそのままフリーズした。
「リセットボタン」
 仕方ないので、私は加奈子の後頭部にチョップをかます。
「あたッ」
「大丈夫かー?」
 その私がかましたところをさすりながら、加奈子はこっちを見る。
「助かったよ」
「それはよかった」
 私ならともかく、加奈子がそういう行動をするとは珍しい。
「で、どうしたん?」
「い、いや、何でも無いよ?」
 全力で手をパタパタさせて否定の意を表した。怪しい。
「うん、じゃあ、わたし早くゲームやりたいからもう帰るね。また明日!」
 そう言い放って、さっさと走って消えてしまった。
絶対、怪しい。ダメ、絶対。なんか似てない?
 そうだ、天使のお仕事の一つを思い出した。
 ――人間の恋を成就させること。
 多分、加奈子のアレは恋だ。
 別に根拠とかないけど、そう思った。
 それならそうで、私は全力で応戦するよ☆
 ということで、私は加奈子を追いかけて、その恋を成就させようじゃないか。
 ゲームより仕事を優先させるなんて何年ぶりの話なんだろうか。
 こう見えても、数十年とこの世界にお邪魔しているやる気の無いロリババアですよ。はい。
 ……そう考えたら、なんだかやる気がなくなってきた。
 よし、ならついていくだけついて行こう。
 そう、私は頑張らない天使見習いなのだから。

 で、早速見失ったわけで。
 加奈子は家の方向に走っていったハズなんだけど、すぐに見えなくなっちゃったw
 ……文章にダブリューなんて入れるもんじゃないな。
 それに、加奈子が見つからないと、ひたすら私の語る地の文ばかりで面白みの欠片もないわけで。
 ましてや、皆さんに絵として見える形になるんだったら相当面倒な事になるでしょう?
 まあ、だからといって見つからない物は見つからないわけでして。
「よしッ」
 ということで、私は決断した。

 ――家に帰ろう!

 ということで、加奈子を探しつつも自宅に向かうように足を動かす。
 内心、早くゲームをしたくてたまらないのもある。
 学校を通り過ぎると、もうすぐ加奈子の家の前を通過する。
 うーん、なかなか見つからないなあ。
 そう思いかけた、その時!
……あー、ベター過ぎる。
 まあいいや。
 学校を少し過ぎると、公園があるわけだけど。
 そこを通りかかったとき、私は見てしまった。家政婦は見た! なんちて。
 で、何を見たかというと。
 公園の中で、加奈子と体の大きい男の人がベンチに座っていたからだ。
 しかも、体をくっつけて親しそうに話している。
 これは恋の悪寒――もとい、恋の予感!!
 私の予想は間違っていなかった。
 それならそうで、協力しましょうそうしましょう。
 ……で、どうやって手伝いすればいいんだろうか。
 そして、私は考えるのをやめた。
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AMaRo Project. 2014