ホーム

コンテンツ
あめいろぷろじぇくと!
Pクエスト(仮)
Twikker
わーどもんすたぁ
サモンズコール
どうぶつつなひき

小説(継続中)
神サマの忘れ物
12345
678910
1112131415
1617181920
212223

あの青空に祈りを捧げ
12345
678910
1112131415
1617181920
2122232425
2627282930
313233

即興小説トレーニング置き場
12

小説(完結)
突出幼心あくりょうちゃん
12345
678910
1112131415
1617181920
21

オレと兄貴と私がいるから
12345
678910

祭囃子〜記憶の隅に〜
1234

祭囃子〜聖なる夜に〜
12

ボクはネコ
1

フタツヤネノシタ
12345

魔女の契約
1234

暗黒の契約
12345

いのししレース ピキョ村のキピ
123

おにぎり落ちたそのまま食べた
12345

天使見習い頑張らない
1234

せくすちぇんじッ!
12345
678910
1112131415
1617

俺が我が家にやってきまして……。
12345
678910
1112131415
1617181920
2122232425
2627282930
31323334

小説(二次創作)
メルト
1

ある死神は
12345

あの青空に祈りを捧げ 第14話

・親父プロジェクトその1〜協力〜

*

俺の名前は多賀伊知郎。高校生の息子がいる。奥さんには先に逝かれちまった。俺は何も出来なかった。もっと金があればもしかしたら助かったかもしれない。

俺はしばしば鍵のかかる部屋にこもって、泣きつぶれる。息子にはばれないようにしているつもりだが、きっと既に感づいているだろう。

仕事は奥さんに逝かれてから、いつも以上に頑張った。もし、という時のために――



息子・多賀颯太は帰宅部で、いつも俺が仕事から帰ってくる時には颯太は帰ってきていた。しかし、ここ二日ほど帰りが遅かった。

俺は少し不安になった。もしかしたら、颯太がいなくなってしまうんじゃないかと。

携帯を取り出してメールを送信する。相手は――


「ども、おじさん」

颯太の友人・相馬俊之君を呼んだ。俊之君と知り合ったのは颯太が俊之君を家に呼んだときだった。奥さんが逝ってから友人を家に招いたのは初めてだった。だから、なんとなくアドレスを交換した。まさか、ここで役に立つとは思わなかった。

「で、早速なんだが、最近学校で颯太の様子がおかしかったりしないかな?」

「う〜ん、あ、そうだ。いつも一緒に帰るんですが、昨日は用事があるからって、さっさと一人で帰っちゃったんですよ。颯太の奴。もしかしたら、彼女ができたのでは?」

「やはり、君もそう思うか……そこで相談だ」

俺は財布から万札を取り出した。

「もし良かったら、真実を突き止めて欲しい。尾行をしてでもなんでもいい。頼めるのは君しかいないんだ」

俺は俊之君の制服の胸ポケットに札を入れた。

「いいんですか?」

「やってくれるか?」

「はい!」

俺と俊之君は握手を交わした。

「たまに家に寄ってってくれ」

颯太はまだ知らない。俺が本気を出すとどうなるのかを……計画が動き出す。

*
prev next

AMaRo Project. 2014