AMaRo Project.の瀬田まみむめもです。
Twitterやホームページ上で告知をしていた通り、同人カードゲーム「サモンズコール」を2018年5月「ゲームマーケット2018春」で頒布を予定しています。
30枚のノーマルカードと1枚のマスターカードで構築されるデッキを使う、2人対戦のカードゲームです。
購入してすぐに遊べるように構築済みデッキ2つとマスターカード2枚の合わせて62枚のカード、マスターカードの上に乗せてマスターの体力を表すライフストーンを2つ、クイックゲームガイド1枚を付属したセットを頒布します。
デッキはそれぞれ10種類のカードが3枚ずつで構築されています。
セットにランダム性は無く、1セット購入で全てのカードが揃い、すぐに2人で遊べます。
2人で2セット用意できれば、デッキを構築して対戦も可能です!
構築して遊びたい人は2セット手に取っていただければと思います。
頒布価格については会場価格2500~3000円、通販価格は3000~3500円程度になる見込みです。
頒布価格はまた別途、お知らせします。
さて、ゲームの内容については、現在公開してるゲームガイドを見てください……ではありますが、簡単に触れておきます。
・基本的なシステムとしては、マナを溜めてカードをプレイするタイプのゲームです。
マナは毎ターン手札から1枚出して溜める機会があり、そのマナを使用してカードをプレイしていきます。
マナを溜めない場合は山札を1枚追加で引くことができます。
・カードは攻撃方向を持っています。
まず、このゲームの盤面には3つの列があり、それぞれ自分のユニットカードを1枚ずつまで置くことができます。
ユニットカードは攻撃方向を持っており、攻撃する際はその攻撃方向から1つを選択します。
一度場に出したユニットカードは、基本的に移動できまため、どの列を攻撃するためにどこの列に出すかを考えるが大切になります。
・プレイヤーの分身マスターカード
ユニットカードとは別に、マスターカードも3つの列のどこかに配置します。
ユニットカードを配置する「ユニットゾーン」とは別領域の「マスターゾーン」にいるため、ユニットカードがいる列に存在することも可能です。
また、ユニットカードとは違い、毎ターン一度まで列を移動することができます。
このマスターカードの位置が重要となります。
マスターカードはプレイヤーの分身であるため、体力が削りきられると負けになります。
ただし、マスターカードがいる列に自分のユニットカードがあれば、マスターカードは攻撃されません。
ユニットカードとマスターカードをどの列に置いて、相手にターンを渡すかが戦略となります。
とはいえ、「マスターカードが攻撃される時は、攻撃を行うユニットカードの攻撃力に関係なく1ダメージ受ける」ので、体力が10のマスターカードはそれなりに耐えることもできます。
あえてマスターカードに攻撃させて、次の自分のターンに大きく反撃にでることも可能ではあります。
・マナ開放
マナ開放というシステムもこのゲームにとっては重要な要素になります。
毎ターン貯める機会のあるマナは裏向きで出します。
そのマナカードを1枚表向きにすることで「マナ開放」が行うことができます。
ユニットカード・スキルカードには青い四角のアイコンがある効果テキストがあり、「マナ開放」によってそのテキスト効果を使用することができます。
いわゆる必殺技であり、そのカードのコスト以上の性能を発揮することができます。
「マナ開放」は溜めたマナの数だけしか行うことができません。
序盤からガンガン使って有利に進めてもよし、後半までとっておいていざという時に使うということも可能です。
カードリストを見ていただけると、大人しい効果のカードが多いことに気がつく思います。
ですが、それだけでもダイナミックな盤面展開ができると考えています。
また、もしもたくさんの応援の声があれば次回以降、変わった効果テキストを持つカードを実装できるかもしれません。
カードイラストも各イラストレーター様の素敵で世界観を彩るイラストとなっているので、お楽しみください。
さて、本題。
今回はすでにホームページでは公開済みになっている7種類のカードの紹介です。
プレイヤーの分身となるマスターカード2種類と、盤面で戦うユニットカード5種類です!
(カードは開発中であり、サイトのカードリストにある能力が最新のものです)
まずはマスターカードの紹介です。
マスターカードの能力はコストが0、体力が10で共通です。
マスターカードの体力が0になったらゲームに敗北します。
「マスター 大和」
イラスト:柚里はつか さん
異世界の住人を呼ぶ力を持った、召喚士見習いの少年です。
同じく召喚士見習いの茜里とどちらが実力が上なのかよく腕試しをしているようで。
デッキタイプは魔界の住人が中心のAです。
「マスター 茜里」
イラスト:柚里はつか さん
大和と同じく、異世界の住人を呼び出す力のある少女です。
大和とよく腕試しをしているようです。
デッキタイプは天界の住人が中心のBです。
次にユニットカード5種類の紹介です。
「彷徨うゴースト 凛」
コスト1
ATK:1
HP:2
攻撃方向:↑
デッキタイプ:A
イラスト:H2O さん
【メインフェイズ中】このカードがスタンド状態なら、このカードを自分の場の空いている列に移動して良い。
カードナンバー001のカードです。
「基本的にユニットカードは移動できない」と紹介しましたが、このカードだけは例外です。
カードが持っているテキスト効果として空いている列に移動できます。
攻撃前でないと移動できませんが、正面にしか攻撃ができないデメリットをカバーすることができます。
他の1コストのカードに比べてもHPが高めです。
「光の精霊 ユグ・リリーブ」
コスト1
ATK:1
HP:1
攻撃方向:←→
デッキタイプ:B
イラスト:小貴虎 さん
【登場時】[マナ開放] :自分のマスターの体力を1回復する。
デッキタイプBの序盤を支えるカードです。
手札から場に出した時に、「マナ開放」することでマスターの体力を回復できます。
最初のターンはこの効果を使用する意味はありませんが、後半体力に不安があればこのカードを出して、体力の回復を行うチャンスがあります。
「蜃気楼に潜む者 フォグ・ハイダ」
コスト3
ATK:2
HP:2
攻撃方向:←→
デッキタイプ:A
イラスト:どりお さん
このカードが受ける効果によるダメージは0になる。
中盤以降活躍する、防御寄りのカードです。
効果によるダメージ、例えばこの後紹介する「炎使いの下級魔術師 ティオ・クレマー」の【登場時】効果や、スキル「ワイルドファング」などの効果を受けなくなります。
相手の「効果でユニットを退場させてからマスターに攻撃する」というプランを崩せます。
「炎使いの下級魔術師 ティオ・クレマー」
コスト3
ATK:2
HP:2
攻撃方向:↑
デッキタイプ:B
イラスト:RB2 さん
【登場時】相手の場のユニット1体に1ダメージ与える。ただし、[マナ開放] 「1ダメージ」ではなく「2ダメージ」にする。
「光の精霊 ユグ・リリーブ」と同じく、このゲームの特徴を表したカードでしょう。
場に出した時に、通常は相手の場にあるユニット1体を選んで1ダメージを与えます。
しかし、マナ開放を行えば2ダメージ与えることができます。
1ダメージでは足りない時に、マナ開放して2ダメージにしてユニットを効果で倒すという選択が可能です。
「怠慢なる門番 ラズ・ハウンド」
コスト4
ATK:3
HP:3
攻撃方向:←↑→
デッキタイプ:A
イラスト:紅壱 さん
【登場時】あなたは山札を1枚引く。その後、このカードをレスト状態にする。
他のカードと違って、マナ開放を行わずにカードを1枚引くことができます。
ただし、直後にこのカードはレスト状態になるため出たターンは攻撃できません。
デメリットが大きい分、攻撃範囲やATK/HPは高いです。
どの列に置いても困らず、手札も補充できるため盤面を整えやすくなると思います。
今回はマスターカードとユニットカードを紹介しました。
次回は来週、2種類のデッキの方向性についての話と、2種類から4種類のカードの紹介を予定しています。
カードの能力はカードリストで確認できるように公開しておりますので、よろしければ閲覧いただけると幸いです。