AMaRo Project.の瀬田まみむめもです。
前回はこのカードゲームについて簡単に触れました。
今回はもう少しだけ踏み込んで、それぞれ構築されているデッキ2つについて紹介します。
カードリストを見ていただけるとわかるように、マスターカード・ノーマルカードすべてに「デッキタイプ」が振り分けられています。
AもしくはBに属していて、構築済みのデッキはそれぞれ10種類が3枚ずつで構築されています。
当然、両方が同じような動きをすることはなく、コンセプトがあります。
デッキタイプAは、魔界の住人たちを中心とした「攻撃」と「破壊」がテーマ。
一方、デッキタイプBは、天界の住人たちを中心とした「防御」と「回復」がテーマです。
デッキタイプAは相手のマスターに直接ダメージを与えるカードが多数存在してます。
「攻撃で相手のユニットを退場させたなら相手のマスターにダメージを与える」
「マスターに攻撃したならATKと同じダメージを与える(通常は1ダメージ)」
といったカードですね。
「マナ開放」によって得られる効果も主に相手のマスターへのダメージを与えられるカードが多いです。
それだけでなく、「カードを引く」「能力を上昇させる」「効果によるダメージを0にする」カードもあるため、相手の動きを鈍くしたり、有利な盤面作りもできるかと思います。
攻めるデッキではありますが、ただただ攻めるだけでなく、相手に攻めにくくさせるかという動きも大切になってきます。
デッキタイプBは守りに主眼をおいたカードが多数あります。
「自分のマスターの体力を回復させる」
「相手の場のユニットを場から離れさせる」
と言ったカードです。
「マナ開放」によって得られる効果も、回復や手札の補充が多いです。
【登場時】に、「相手のユニットにダメージを与える」カードも多数あるので、相手の盤面を取り返しやすいデッキでもあります。
一度に守りと攻めが行える分、デッキタイプAと比べると攻める力は弱いです。
しかし、デッキタイプAの攻める力を凌ぐだけの守りの強さがありますので、守るか攻めるかの方向性を考えさせられるデッキ可と思います。
二つのデッキは、相反するコンセプトです。
しかし、カードのパワーやこのゲーム自体のルールによって、先攻や後攻、デッキタイプによる相性は少ないはずです。
また、構築済みデッキに慣れたら、2セット持ち寄って、すべてのカードから30枚を選んで、自由に構築して遊んでみてください。
ここからカード紹介です。
ノーマルカード4種類、ユニットカードとスキルカードそれぞれ2種類の紹介です。
「イタズラ悪魔 アモン」
コスト1
ATK:1
HP:1
攻撃方向:←→
デッキタイプ:A
イラスト:H2O さん
【登場時】[マナ開放] :あなたは山札を1枚引く。
序盤を支えるカードです。
場に出した時にマナ開放を行うことで、手札を補充できます。
序盤に出して手札を減らさないようにカードを引きに行ってもよし、後半に有効なカードを引くために出してもいいでしょう。
「未熟なヒーラー リズ」
コスト2
ATK:2
HP:2
攻撃方向:↑
デッキタイプ:B
イラスト:H2O さん
【登場時】[マナ開放] :自分のマスターの体力を1回復する。
臨機応変に使用できるカードです。
マナ開放することで、マスターの体力を回復できますが、ATK/HPも標準的です。
マスターの体力に余裕があるならば、あえてマナ開放しないということもできます。
ただし、正面にしか攻撃ができないので出す場所には注意しましょう。
「偉大な幻影」
コスト3
デッキタイプ:B
イラスト:どりお さん
相手の場のユニット1体を相手の手札に戻す。
[マナ開放] :その後、相手の場のユニット1体を相手の手札に戻す。
デッキタイプBのスキルカードです。
コスト3で相手の場のユニットを1体か2体を手札に戻せます。
相手のマスターを守っているユニットをどかして、攻撃を通すことが可能です。
気をつける点としては【登場時】効果を持ったユニットが多いため、思わぬ反撃をもらう可能性があるというところです。
「神聖なる天罰」
コスト5
デッキタイプ:B
イラスト:どりお さん
相手の場のユニット1体を退場させる。
マナ開放効果を持たないスキルです。
様々なカードゲームでもよく見る、除外カードですね。
シンプルではありますがややコストを重めにしてあります。
どのタイミングで使用するか、それとも他のカードで対応するのかプレイヤーの手腕が試されます。
次回はまた来週、カードのデザインについてとノーマルカード4種類程度の紹介を予定しています。