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あの青空に祈りを捧げ
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小説(二次創作)
メルト
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ある死神は
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あの青空に祈りを捧げ 第33話

・協力者 後編

俺が家に入ると、親父がニコニコしながら玄関に立っていた。

「よぉ、遅かったなぁ!」

ウザイ。俺は親父を軽く無視をして、部屋に向かう。それでも、親父は「はっはっはっ」と笑い声を上げていた。畜生。何なんだ。

部屋に逃げ込んで、ベッドに倒れこむ。何だか、毎日疲れている気がする。


「……朝か」

気がつけばすでに目覚めなければいけない時間になっていた。

今日は金曜日で、俺は黙々と準備をして学校へと向かう。

「よう、颯太」

「おう、俊之」

なんだか幸せそうではあるが、完全に疲れきっているという表情をしている。

「……なんかあったか?」

「いやいやいや、何もないぞ! 昨日は何もなかったぞ!」

「……そうか」

どこか怪しいが、言及したところで答えてもくれないか。

「で、颯太」

「なんだ?」

「ちょっと、相談があるんだが」

きっと、コイツなら乗ってくれるはず。

俺が何をしたくて、どうしたいのかを伝える。

「面白そうじゃねーか。で、これどうすんの? 不法侵入でもするつもりかよ」

「一応は、先生に相談してみる。それでもダメなら夜にでも強行突破だ」

「大きく出るな……でも、できる限りのことは協力するぜ」

「ああ、ありがとう」

「それと……静香にも連絡しておくわ。仲間は多いほうがいいだろ?」

「え、ああ、そうだな」

なんか、名前を呼ぶときすごく嬉しそうじゃなかったか?
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AMaRo Project. 2014