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神サマの忘れ物
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あの青空に祈りを捧げ
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突出幼心あくりょうちゃん
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オレと兄貴と私がいるから
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俺が我が家にやってきまして……。
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小説(二次創作)
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ある死神は
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神サマの忘れ物 第15話


・神サマの探し物 第04話

……俺がふと目を覚まし、携帯の時計を確認すると起きるのはちょっと早いが寝るのもどうかという時間だった。それと同時に俺は美鈴の家にいるということを思い出した。つくづく考えると、俺がここにいるのは如何なものかと思う……

「さて……と」

そのまま起き布団を畳んだ。そして、どうするか悩んだ末にリビングまで行くことにした。階段を降りすぐ右側にある部屋がリビングだ。もう既に母親さんは起きていて、朝食の準備が出来ていた。

「おはようございます」

俺は母親さんに挨拶をした。

「あ、おはよう。涼太君は早いんだね。覚めちゃうから、先に食べてて」

「はい、分かりました」

俺は椅子に腰を掛け朝食を確認した。トースト・ニンジンのスープ・ニンジンのサラダ……これは、嫌がらせなのだろうか……。俺は我慢をして完食……よく頑張ったな、俺。

そして、美鈴と一緒に学校へ行くのも可笑しいと思い美鈴が起きてこないうちに出発。

学校に到着すると、誰もいない……ちょっと早すぎたようだ。今思うと、何故この地域の人たちは俺が生き返ったことに対して何も思わないのだろうか?







――して時間を元に戻して、今に至るわけだ。

誰もいない教室、実に暇だ。机に顔を伏せている俺はそのままの状態で暫くいた。数分経つと少しずつ教室に生徒が入ってくるがあまり気にならない。さらに数分……

「ようっ!」

俺は背後から頭を平手打ちされ、ゴンッっと机に頭をぶつけた。

「何すんだ!」

ガバッと頭を上げると俺の友人の『木村 幸田(きむら こうた)』がいた。高校生になって知り合い初めて話した人物であり、それなりに親しい仲である。

「お前が眠そうだったから、目覚ましにな」

幸田はニヤニヤしながら言った。丁度チャイムが鳴り始めた。

「じゃ、後でな」

「おう……」

俺は不機嫌そうに言う。で、教室の後ろからは遅刻ギリギリ組が滑り込みをしてくる。尚、美鈴もそのギリギリ組だったりもして、よく滑り込みアウトになる。今日は何とかセーフだったようだ。


まぁ最近、どうにか授業にも追いつき何事も無い生活を送っている。で、午後の授業も終わり放課後だ。何も部活には入っていない俺は一足早く教室を後にした。

俺の家も美鈴の家も徒歩で登下校が出来る範囲なので、毎日徒歩で道を往復する。

途中、結構賑わう商店街を通過する。そこを通過した俺は信号機の無い小さい交差点にいた。俺は横断していると、俺の股下を一匹の猫が通っていった。

『涼太さん! 魔力反応があります。あの猫はただの猫ではありません!』

突如、ルナが叫んだ。

『なんだって!?』

俺は慌てて90度体を回転させて、追いかけ始めた。猫の割には足が遅かったのですぐに捕まえるとができた。

『で、どうするんだ?』

その猫は、俺の腕の中で暴れて今にも放してしまいそうだ。

『まず、何故地上に帰ってきたかを聞いてください』

『き、聞く?』

その瞬間、猫が器用にパンチを繰り出してきた。

「うわっ!」

思いのほか強力なネコパンチが見事に俺の頬に決まり、俺はその場に倒れた。同時に猫は民家の屋根の上に乗り、そのまま姿を消した。

「逃げられちゃった……」

『きっと、また会えますよ。大丈夫です』

俺はそのまま立ち上がって歩き出した。猫の習性を考えるとまた遭遇できるだろう……明日こそ、捕まえてやる。

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AMaRo Project. 2014