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あの青空に祈りを捧げ 第18話


木曜日。今日も学校だ。学校へ行く支度をする。俺は鞄を整理していると愛読書であるラノベがないことに気がついた。きっと、病院においてきてしまったのだろう。まぁ、いいや。後で回収をしよう。

そう思いながら学校へ行った。そして、普通に授業を受けて放課後になった。俊之に冷やかされながらも学校を後にした。

いつもの道をたどっていつもの病院にたどり着いた。橘病院である。

病院の建物に入って階段を上って5階へ向かう。5階に到着したら廊下を渡って『512号室』を探す。

見つけた。変わらない場所。変わらない景色。病室に入ったときに空っぽだったらどうしようかと思う。変わらない気持ち。

そっとドアをノックした。すぐに返事が返ってきた。それを確認して病室に入った。

清潔感溢れる白い部屋。壁もベットも床も真っ白だ。換気をしているのか窓が全開でカーテンがたなびいている。

「こんにちは。颯太さん」

「こんにちは」

お互いに挨拶を交わした。それと同時に彼女は驚いた顔をして指をさした。方向的に俺の真後ろだ。俺はすぐに振り返った。不審者だったらぶっ飛ばす。

「よっ!」

そう軽く挨拶をしたのは相馬俊之だった。不審者決定。すばやく、片手で奴を部屋に引っ張り込みもう片手でドアを閉める。そして、柔道の授業で習った背負い投げを発動。

「のわぁぁ!」

間抜けな叫び声を上げながら、床に落下した。痛そうにうずくまっている。彼女はキョトンとしていた。

「あ、こいつ俺の友達で『相馬 俊之』って言うんだ。調子が良すぎるのが、玉に瑕かな?」

「颯太さんのお友達……」

彼女は嬉しそうな反面、寂しそうな笑みを浮かべていた。

「……で? 何で、お前がこんなとこにいるんだ?」

俺は俊之の足を踏みながら言った。俊之は痛そうに。

「痛い痛い、ギブギブ。悪い、気になったものでついてちゃったんだよ。な、俺にも彼女を紹介してくれよ」

何、調子のいいこといってんだ。こいつは……。まぁ、ここまで来てしまっては隠しようがないか。床に寝ているままの俊之のすねを一蹴りして、彼女の紹介を始めた。起きる隙を与えない。

「彼女の名前は『月見野 優衣』。俺が遅刻した日があったろ? その時、車椅子に乗った優衣さんと衝突しちゃったんだ――」

以下省略。彼女と出会いについてだけを語った。彼女の紹介中すごい目を輝かせていて何だか気持ち悪かったが、ここは我慢だ。

「――で、今に至るわけだ」

って、おい待て! 俊之はとんでもない速さで起き上がって、彼女の手を持っている。人間業じゃない。

「僕と友達になりませんか?」

殺す。何が僕だ。俊之の首根っこを掴んで背負い投げの要領で投げてやった。すごい大きな弧を描いてすっ飛んでいった。そして、ドスッと大きな音を言わせて床に落ちた。

このやり取りを見て、彼女はクスッと笑っていた。
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